花粉の時期に皮膚の痒みが酷くの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
花粉症でご相談に来られた30代の女性のお悩みは、この時期の皮膚の痒みが酷いということでした。
特に目の周りの痒みが酷くて、掻きすぎて、タダレてくるぐらいとのこと。
皮膚のバリア力を高めることが大事とお話して、漢方薬と痒みを鎮める生薬が配合されたクリームをご案内しました。
1週間後、再びご来店されて、漢方薬とクリームで痒みがかなりマシになったと喜んでおられました。
漢方薬を飲むと、すぐに痒みが引いていくのがわかるとおっしゃっていました。
花粉の時期は、しばらく続けるということです。
皮膚のバリア力は、中医学では『衛気(えき)』といい、弱った皮膚や粘膜細胞を強化し、活性化させ、外的刺激から体を衛る働きです。
皮膚の痒みがあったり、荒れやすい方は、衛気が弱っている方ですので、そこを強化する漢方薬を飲むことで症状が改善されたのだと思います。
体の内側からは漢方薬、外側からはクリームという両側からのアプローチも早く改善するために必要ですね。
花粉症の時期が過ぎても、衛気の強化をしていけば、より良いと思います。
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